弟子屈(てしかが)
でシカ出来ないこと。
北海道の東に位置する弟子屈町。
弟子屈町は屈斜路湖や摩周湖、釧路川があり、いたるところで温泉の湧き出る自然豊かな町。
北海道では野生のエゾシカが増え過ぎ、農作物を食べてしまったり、飛び出したエゾシカによる交通事故など、年々エゾシカによる被害は大きくなっています。
自治体ではハンターに害獣としての駆除をお願いしたりと、様々な対策を講じていますが、増えるスピードにはなかなか追いつけず、その対策に苦慮しています。
ハンターによる駆除は自治体から1頭あたりいくらと言った形で支払われますが、その金額自体も決して高額とはいかず、また、ジビエとして解体した肉を売ってもハンターが十分な生活が出来るほどの金額にはなりません。
そのため、エゾシカを駆除しても自動車の燃料代や銃にかかる費用等で赤字になることも少なくありません。
そこでTeshikaga Deer Skin Projectは考えました。
駆除してもそのまま捨ててしまうエゾシカの皮や角を利用できないか・・・。
エゾシカ革や鹿角製品として再活用できれば、その利益をハンターに還元し、赤字になること無く安心して駆除することが出来るのではないかと。
駆除されるエゾシカはもちろん野生のエゾシカです。
野生ですから、革に傷がついていたり、銃で撃った痕が残っているかもしれません。
角も折れていたり、傷ついていたりするものも多くあります。
そうした個体差や傷も”味”として捉えて頂ける方々はきっといると信じ、ここにTeshikaga Deer Skin Projectを立ち上げるものです。
ABOUT US
Teshikaga DeerSkin Projectは弟子屈在住のハンター及び鹿皮の有効利用を考えるメンバーによる非営利任意団体です。
このProjectが成功し、軌道に乗った場合には鹿革の加工を行う会社を設立し、地域雇用の促進に繋がることを最終的な目的とします。
CONTACT
代表:松原 学
〒088-3228 北海道川上郡弟子屈町奥春別原野40線西61-2
TEL:080-5444-0101
FAX:015-486-7665
e-mail:seabose@me.com